2017年06月19日

咬合認定医コース第二回に参加致しました

先週末の二日間、咬合認定医コースの第二回目に参加して参りました。
二日間みっちり、噛み合わせのことや顎関節、咬合器(噛み合わせを診る機械)のハンドリングについて指導を受けました。
講師の稲葉先生所有の、まるで歯科の博物館のような貴重な咬合器のコレクションと、そしてその歴史やその機構の分類を学び、実際の患者様の口腔内をどのように咬合器上に再現し、その咬合器上でどのように診断をするのかということを詳しく学んできました。
「木を見て森を見ず」という言葉は常に意識をして仕事をしておりますが、「木を見て森を見て、そして山を見なさい」というご指導がとても印象的でした。
早速日々の診療に生かし、より精度の高い診断を行なっていきたいと思います。

IMG_4368.jpg
IMG_4369.jpg
posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 19:00| 兵庫 ☀| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

精密入れ歯治療におけるリハビリテーションの重要性について

当院では入れ歯治療におけるリハビリテーションの重要性を患者様にご提案しています。
入れ歯治療のゴールというのは、最新の治療技術や材料を駆使して、経験あるドクターと技工士が素晴らしい入れ歯を製作すれば、全て上手くいくというものではないと考えています。
もちろん短期間で回復していかれる方がほとんどではありますが、やはり回復には個人差があります。
長期間入れ歯で悩まれておられる方、また自身の歯がついに全てダメになってしまって入れ歯治療を考えざるを得なくなってしまった方、というのはその噛めない、飲み込めない、発音できない、笑うことができない、という異常な状態で長い間我慢して過ごされています。
つまり顎の関節の可動域も減少し、位置もずれ、噛む筋肉も弱り、唾液も出なくなり、正確な発音ができるような舌の筋肉も衰え、他人に歯を見られないようにお顔の表情筋も常に強張らせておられます。
そのような方に最高の入れ歯を作ったからといって、その日から全てがリセットされるというのはなかなか難しいのではと考えています。
入れ歯とは「義歯」、つまり「義手」「義足」と同じ、人工臓器です。
我々歯科医療従事者がより良い入れ歯制作をするとともに、患者様にも様々なリハビリテーションをご提案し、その総合的なアプローチによって真の意味の入れ歯治療のゴールを目指しています。
当院では治療用のリハビリテーション入れ歯によって、痩せ細ってしまった噛む筋肉の回復や、固まってしまった顎関節の可動域の回復を行いつつ、表情筋や舌筋のストレッチや体操、唾液腺マッサージ、摂食・嚥下に必要な筋肉を促すような筋肉トレーニングの器具など、その方その方によって、様々なご自宅でできるトレーニングのご提案を同時に行なっております。

_DSC2931.jpg
_DSC0057.jpg
_DSC0200.jpg

posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 14:03| 兵庫 ☀| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

精密歯科治療における担当歯科技工士の重要性について

週が明け、受付のお花も新たに気持ちの良い小春日和が続いています。
今回は精密歯科治療における担当技工士との協力関係についてお話ししたいと思います。
通常の歯科治療においては、歯科医師が虫歯治療や入れ歯治療を行う際に印象(型取り)と噛み合わせの採得を行い、それをそれぞれの担当技工士にお願いして補綴物(被せ物や入れ歯など)を制作してもらいます。
このシンプルな流れの中にどれだけの情報量を正確に伝えることができるかが、精密歯科治療の成功にとっては非常に重要です。
例えば当院での入れ歯治療においては、治療の各ステップにおいてかなりの量の写真を撮影し、必要な情報のコメントを担当技工士に送り、時には電話し、時には直接ミーティングを行い、その方その方の顎の状態や噛み合わせ、何を悩んで当院に来られたのか、どのようなゴールに向かって治療を進めているのか、全て共有していきます。
また治療の大切なステップにおいては、直接治療に立ち会って頂き、実際の患者様とお会いしてその方のご要望や思い、お人柄に触れ、その上で実際のお口の中がどうなっているのか、型取りや写真では伝えきれない情報を共有化していきます。
縁の下の力持ちの存在で、まだまだ日本では歯科技工士の重要性の認知が低く感じますが、当院では歯科医師と歯科技工士の綿密な情報共有と技術力の掛け算こそが、患者様の真の満足度に繋がると考えています。

_DSC0845.jpg
_DSC0853.jpg
_DSC1014.jpg
_DSC1016.jpg
_DSC1105.jpg

posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 09:40| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

顎関節症に対する噛み合わせの診断について

当院では噛み合わせの治療や、顎関節症に対する治療を積極的に行なっております。
顎が痛い、音がなる、口が開きづらい、またそれに伴って、肩こりがひどい、など顎関節症には様々な症状があります。
頬杖やうつ伏せ寝などの不良習癖もその原因の一つだとは言われていますが、基本的な原因は噛み合わせである場合が多く、精密な噛み合わせの診断が必要になります。
先日お越しになられた患者様で、数週間前から突然右の顎が「ブチブチ」と音がなり始め、怖くなって当院にお問い合わせを下さった患者様がおられました。
顎関節のレントゲンやCTスキャン、フェイスボーという上顎の位置の骨格計測を行い、「中心位」と呼ばれるその方の顎関節の適正な位置を計測する診断を行いました。
筋肉の緊張が著しく、温熱療法や、筋肉のマッサージを行いながら、適切な顎の位置を探しました。
これを咬合器と呼ばれる顎の動きを再現する機械に装着し、その方の噛み合わせを精密に診断していきます。
顎関節症もひどくなると、顎の問題だけではなく、全身的なバランスの崩れから、様々な症状が出てまいります。
できうる限りの早期の治療をお勧めしたいと思います。

_DSC0979.jpg
_DSC0985.jpg

posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 19:15| 兵庫 ☔| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

精密入れ歯治療における定期検診の重要性について

神戸精密入れ歯歯科室では、精密入れ歯治療が終了された患者様には、半年に一度の定期検診をご提案しております。
入れ歯も1日3食、365日毎日使用して頂くものですので、その方の骨格や食べ物の好みなどで個人差はありますが、人工歯は微妙に磨耗していきます。
その磨耗によって噛み合わせが微妙にずれてしまう場合もあります。
また加齢変化によって顎の骨も少しずつ変化していきますので、長く快適に使用して頂くためにも定期的な検診は非常に重要になってまいります。
本日は10年前に当院で制作された患者様が久しぶりにご来院くださり、最近頬を噛んでしまうことがあるということで、微調整させていただきました。
過去に一度修理させて頂きましたが、10年経過した今も何の問題もなく快適にご使用くださっております。
入れ歯治療終了とともにスタートされたコーラスのご趣味も、80歳となられた今も変わらず楽しく通われているそうです。

10年前の完成した入れ歯の写真と、本日の入れ歯の状態の写真です。
大切にご使用くださっていることが伝わってまいります。

DSC_0026.jpg
_DSC0764.jpg


posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 14:50| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

マイクロスコープとCTスキャンを利用したインフォームドコンセントの重要性について

当院では患者様のお口の中で行う全ての処置をマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)にて行なっております。
そのマイクロスコープで私が見ている画像を、写真や動画にてダイジェストで撮影し、患者様のご理解を深めて頂いております。
最近では歯科関係者(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士)の患者様も増えてきており、より診療精度の向上に勤めております。
実際の見て頂く画像とともに、CTスキャン画像を併用することによって、よりわかりやすく、患者様にもイメージしやすくなります。
今回は歯の根の治療のご依頼でしたが、レントゲンでは根の病変がはっきりとわかりにくかった為、CTスキャンにて原因の根の特定と、病変の大きさを診断し、マイクロスコープを使用して、古い詰め物の除去、内部の感染物質の除去、その後の消毒をし、一連の模様を記録して説明させて頂きました。
従来のレントゲンと口頭の説明だけでは何をされているのか患者様は非常に理解に苦しむと思いますが、当院ではこうしてその方自身の実際の画像で治療の流れや歯の内部の状況を見て頂くことで、より深いご理解を頂いております。
1日5名限定、全てドクター対応、お一人貸切にてじっくり丁寧に治療させて頂いております。

0000001056__CT_20170412151834.jpg
DSC03047.jpg
DSC03050.jpg
DSC03049.jpg
DSC03059.jpg
DSC03063.jpg
DSC03072.jpg
DSC03076.jpg
DSC03355.jpg
DSC03360.jpg
DSC03361.jpg
posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 11:31| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月29日

CT活用セミナーに参加してきました

昨日の日曜日に株式会社モリタにて行われた、CTの臨床活用セミナーに参加してきました。
リニューアルされた素晴らしいショールームと研修室で、非常に参考になる勉強会でした。
日本の現状のCT普及率はまだ5パーセント程度だそうですが、当院も今年からCTを実際の臨床に導入し、様々な診断に活用しております。
インプラントや歯周病、歯の根の治療や、親知らずの抜歯、顎関節、入れ歯治療のための顎の骨の形状の診断など、多岐に及び利用できますが、
今回のセミナーで更に実際の診断の理解が深まり、また細かな読影方法なども勉強になりました。
日々の臨床にも取り入れ、より診断精度を高めた治療を行なっていきたいと思います。

週が明け、新しいお花を生けて頂きました。
小春日和の明るい診療室になりました。

_DSC0500.jpg
_DSC0710.jpg
_DSC0691.jpg
_DSC0702.jpg

posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 17:55| 兵庫 ☀| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

精密入れ歯治療における審美性の重要性について

入れ歯治療と言いますと、高齢者の歯科治療のように連想されがちかと思いますが、実際当院で行なっている入れ歯治療の患者様のご年齢は多種多様です。
お若い方ですと、30代や40代の方も沢山おられ、また女性の方も多くおられます。咀嚼や発音といった機能性の回復だけではなく、審美性(見た目)の回復というものが非常に大切になって参ります。
初めて当院にお越しになられた際には、恥ずかしさや、過去の歯科治療のトラウマ、など様々な理由でたくさんの不安を抱えて、来院されます。
また、他人に自分の口元を見られたくないという思いから、あまり笑わないようにされていたり、口元にいつも力が入っておられる方も沢山おられます。
そのような患者様が、治療が進む中で口元が美しく変化していくことで、少しずつ明るくなられ、服装もオシャレになっていかれ、お化粧も綺麗にしてこられるようになります。
また会話も、以前は自信なさげにお話しされておられたのが、とても積極的で、笑顔を交えてお話ししてくださるようになられます。
新しい趣味や、新たなお仕事をスタートされる方もおられ、劇的に人生が変わっていかれる方もおられます。
それだけ口元が美しくなるということは人に自信を与え、生気を漲らせることができるようなパワーがあるのだと感じます。
我々歯科医師の仕事というのは、虫歯を削って詰めるというイメージがあまりにも強く感じますが、実際はこのようなその方の人生のお手伝いにも繋がるような仕事もさせて頂いております。

_DSC6118.jpg
_DSC6135.jpg
DSC_0005.jpg



posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 19:00| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

マイクロスコープを使用したインフォームドコンセントについて

当院では患者様のお口の中で行う全ての治療をマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)にて行なっております。
歯の根の治療だけではなく、虫歯治療や、歯石の除去、歯の型取り、詰め物や被せ物の適合のチェック、外科手術、入れ歯の調整、定期検診に至るまで、マイクロスコープを利用しております。
手術用顕微鏡は脳外科や心臓外科、眼科などの世界では当たり前に使用されているもので、それによって血管を縫うことができたり、目の角膜を切ったりと、肉眼では不可能な神業のようなことが可能になってきております。
歯科の世界も同様に、肉眼ではどうしても見えなかった世界が明確に見えるようになり、拡大視野にて確実で正確な処置ができるようになりました。
それによって虫歯や歯石の取り残し、より緊密性の高い詰め物や被せ物の制作、歯の根の病気の再発を防ぐことができるようになり、歯で悩まれている方の最大の疑問である、「なぜ治療した歯がまた悪くなるのか」という再治療を防ぐことができるようになってきました。
また顕微鏡治療で特筆すべきことは、術者が見ている像を写真や動画にて記録することができるということです。
レントゲンやドクターの説明、カウンセリングソフトなどを使用しても、口の中のことはわかりにくく、その方の今まさに行なっていた治療中の状態を見て頂くことによって、論より証拠で明確にご理解いただくことができます。
今回は当院で行なっている虫歯治療の一連の流れをご紹介致します。
感染している部分を青い染色液で染めて、虫歯の部分だけを丁寧に除去し、その後光で硬化するレジンという樹脂でもとあった形態を再現するように修復しています。
どれぐらいの範囲の虫歯だったのか、どのような行程で詰めたのか、とてもわかりやすく患者様に伝えることができます。

DSC_0044.jpg
DSC00431.jpg
DSC00433.jpg
DSC00436.jpg
DSC00441.jpg
DSC00446.jpg
DSC00448.jpg
DSC00450.jpg
DSC00454.jpg
DSC00457.jpg
DSC00461.jpg
DSC00464.jpg


posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 17:19| 兵庫 ☀| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月16日

IPSG 咬合認定医コース 第一回目受講IPSG 咬合認定医コース 第一回目受講

先週末は東京で咬み合わせの勉強会に参加してきました。
一年間咬み合わせのことをじっくり学ぶ研修会の第一回目でした。
歯医者というと、どうしても虫歯を削って埋める、というイメージが強い仕事ではありますが、実際はそれだけではなく食べる、咀嚼する、飲み込む、という一連の動作の中で、どのように顎が運動し、どのように咬み合わさり食べ物を潰して、飲み込んでいるかという人間が生きていく上でもっとも大切な、「食べる」という行為に携わる仕事でもあります。
また咬み合わせの不調から、顎の関節が痛くなったり、肩こりやその他様々な体の重心バランスが崩れることで起こる不調和を引き起こすこともあります。
この一年間は様々な角度から人間の「咬み合わせ」という学問を学ぶ時間となります。
一年間共にに勉強させて頂く先生方との記念写真です。

IMG_7716.jpg
_DSC2771.jpg
posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 17:18| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする