2017年06月27日

おもてなしという言葉の意味について

先日ある職人さんとお話をしていた際のこと、「おもてなし」という言葉の意味について教えて頂く機会がありました。
「おもてなしとは、表がないという事。例えば大切なお客様が自宅に泊まりに来てくれるとなれば、部屋を隅々まで掃除し、布団を干し、トイレやお風呂もピカピカに掃除し、美味しいご飯の用意をし、帰りのお土産の用意まで考える。迎えてもらえたお客様からすれば、そのお日様の匂いがするふかふかの布団も、気持ちのいいお風呂やトイレも、美味しいご飯も、もしかしたら気づかないかもしれないし、その用意もどれだけ大変だったかもわからない。でも『その表に出ない相手を思いやる気持ち』が、おもてなしではないかと、そしてそれこそが日本人が昔から持った素晴らしい文化ではないかと思う。だからこそ、目には見えない準備をとことんして仕事に取り組むことこそが、その相手に対する最大のおもてなしではないかと思う。準備で仕事の8割が決まる。」
というお話を頂きました。
まさに日々の我々の仕事もそうだなと共感致しました。
毎朝表の掃き掃除をし、お一人入られるごとにお手洗いを掃除し、毎週月曜日には新しい生花をご用意し、歯医者の恐怖感を軽減するためにアロマの香りや、インテリア、待合室の雑誌のセレクトにこだわり、より良い治療を求めて、全ての器具道具の準備や滅菌消毒をし、週末は勉強会に参加し、、、、、
その全ては「準備」です。
これからも、より良い治療と「おもてなし」を志して、スタッフ一同精進して参ります。

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2017年06月23日

精密歯科治療にこだわる理由について

当院の歯科治療は、「精密」という言葉を大切にしています。
虫歯治療や歯周病治療などの一般歯科治療は全てマイクロスコープにて診療し、セラミック治療や入れ歯治療においては専門技工士と綿密な協力関係を大切にしています。
また、1日5名限定、一人貸切、全てドクター対応、というお約束の元に日々の診療を行なっております。
なぜ「精密」にこだわるのか、、、基本的に日々の歯科診療の中で行なっている「治療」と呼ばれるものは、そのほとんどが「再治療」だからです。
虫歯の取り残し、歯石の取り残し、入れた被せ物や入れ歯の適合が悪い、形や色や噛み合わせが悪い、などなど、そのほとんどがやり直しです。
よく初診の患者様が仰ることですが、「治療したところから悪くなるんです」これが全てを物語っていると思います。
その為、当院ではできうる限り「やり直し」のない、長期間安定した治療結果を求める為、全ての治療を丁寧に時間をかけて、じっくりと行なっております。
今回は前歯4本のセラミック治療の治療前後の写真とレントゲン、型取りのステップをご紹介致します。
歯と被せ物の適合の変化だけでなく、色や形の大きな変化を感じて頂けると思います。

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上の前歯4本の治療前の状態です。色や形の問題だけではなく、歯との適合が悪い状態です。
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古い被せ物と中の金属の土台を除去し、グラスファイバーの土台に置き換え、精密な被せ物の型取りができる準備をしています。
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歯と被せ物の適合を精密なものとするため、シリコン印象材で明確な型取りを行います。
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出来上がった4本のセラミックの被せ物をセットしたところです。色や形の改善だけではなく、歯との適合も向上しております。
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治療前のレントゲン写真です。治療前は、歯と被せ物の間に隙間があることがわかります。
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治療後のレントゲン写真です。治療後は、術前と異なり、歯と被せ物の間の隙間がなくなり、緊密に適合していることがわかります。
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2017年06月19日

咬合認定医コース第二回に参加致しました

先週末の二日間、咬合認定医コースの第二回目に参加して参りました。
二日間みっちり、噛み合わせのことや顎関節、咬合器(噛み合わせを診る機械)のハンドリングについて指導を受けました。
講師の稲葉先生所有の、まるで歯科の博物館のような貴重な咬合器のコレクションと、そしてその歴史やその機構の分類を学び、実際の患者様の口腔内をどのように咬合器上に再現し、その咬合器上でどのように診断をするのかということを詳しく学んできました。
「木を見て森を見ず」という言葉は常に意識をして仕事をしておりますが、「木を見て森を見て、そして山を見なさい」というご指導がとても印象的でした。
早速日々の診療に生かし、より精度の高い診断を行なっていきたいと思います。

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2017年06月15日

精密入れ歯治療におけるリハビリテーションの重要性について

当院では入れ歯治療におけるリハビリテーションの重要性を患者様にご提案しています。
入れ歯治療のゴールというのは、最新の治療技術や材料を駆使して、経験あるドクターと技工士が素晴らしい入れ歯を製作すれば、全て上手くいくというものではないと考えています。
もちろん短期間で回復していかれる方がほとんどではありますが、やはり回復には個人差があります。
長期間入れ歯で悩まれておられる方、また自身の歯がついに全てダメになってしまって入れ歯治療を考えざるを得なくなってしまった方、というのはその噛めない、飲み込めない、発音できない、笑うことができない、という異常な状態で長い間我慢して過ごされています。
つまり顎の関節の可動域も減少し、位置もずれ、噛む筋肉も弱り、唾液も出なくなり、正確な発音ができるような舌の筋肉も衰え、他人に歯を見られないようにお顔の表情筋も常に強張らせておられます。
そのような方に最高の入れ歯を作ったからといって、その日から全てがリセットされるというのはなかなか難しいのではと考えています。
入れ歯とは「義歯」、つまり「義手」「義足」と同じ、人工臓器です。
我々歯科医療従事者がより良い入れ歯制作をするとともに、患者様にも様々なリハビリテーションをご提案し、その総合的なアプローチによって真の意味の入れ歯治療のゴールを目指しています。
当院では治療用のリハビリテーション入れ歯によって、痩せ細ってしまった噛む筋肉の回復や、固まってしまった顎関節の可動域の回復を行いつつ、表情筋や舌筋のストレッチや体操、唾液腺マッサージ、摂食・嚥下に必要な筋肉を促すような筋肉トレーニングの器具など、その方その方によって、様々なご自宅でできるトレーニングのご提案を同時に行なっております。

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2017年06月13日

精密歯科治療における担当歯科技工士の重要性について

週が明け、受付のお花も新たに気持ちの良い小春日和が続いています。
今回は精密歯科治療における担当技工士との協力関係についてお話ししたいと思います。
通常の歯科治療においては、歯科医師が虫歯治療や入れ歯治療を行う際に印象(型取り)と噛み合わせの採得を行い、それをそれぞれの担当技工士にお願いして補綴物(被せ物や入れ歯など)を制作してもらいます。
このシンプルな流れの中にどれだけの情報量を正確に伝えることができるかが、精密歯科治療の成功にとっては非常に重要です。
例えば当院での入れ歯治療においては、治療の各ステップにおいてかなりの量の写真を撮影し、必要な情報のコメントを担当技工士に送り、時には電話し、時には直接ミーティングを行い、その方その方の顎の状態や噛み合わせ、何を悩んで当院に来られたのか、どのようなゴールに向かって治療を進めているのか、全て共有していきます。
また治療の大切なステップにおいては、直接治療に立ち会って頂き、実際の患者様とお会いしてその方のご要望や思い、お人柄に触れ、その上で実際のお口の中がどうなっているのか、型取りや写真では伝えきれない情報を共有化していきます。
縁の下の力持ちの存在で、まだまだ日本では歯科技工士の重要性の認知が低く感じますが、当院では歯科医師と歯科技工士の綿密な情報共有と技術力の掛け算こそが、患者様の真の満足度に繋がると考えています。

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2017年06月07日

顎関節症に対する噛み合わせの診断について

当院では噛み合わせの治療や、顎関節症に対する治療を積極的に行なっております。
顎が痛い、音がなる、口が開きづらい、またそれに伴って、肩こりがひどい、など顎関節症には様々な症状があります。
頬杖やうつ伏せ寝などの不良習癖もその原因の一つだとは言われていますが、基本的な原因は噛み合わせである場合が多く、精密な噛み合わせの診断が必要になります。
先日お越しになられた患者様で、数週間前から突然右の顎が「ブチブチ」と音がなり始め、怖くなって当院にお問い合わせを下さった患者様がおられました。
顎関節のレントゲンやCTスキャン、フェイスボーという上顎の位置の骨格計測を行い、「中心位」と呼ばれるその方の顎関節の適正な位置を計測する診断を行いました。
筋肉の緊張が著しく、温熱療法や、筋肉のマッサージを行いながら、適切な顎の位置を探しました。
これを咬合器と呼ばれる顎の動きを再現する機械に装着し、その方の噛み合わせを精密に診断していきます。
顎関節症もひどくなると、顎の問題だけではなく、全身的なバランスの崩れから、様々な症状が出てまいります。
できうる限りの早期の治療をお勧めしたいと思います。

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2017年06月03日

精密入れ歯治療における定期検診の重要性について

神戸精密入れ歯歯科室では、精密入れ歯治療が終了された患者様には、半年に一度の定期検診をご提案しております。
入れ歯も1日3食、365日毎日使用して頂くものですので、その方の骨格や食べ物の好みなどで個人差はありますが、人工歯は微妙に磨耗していきます。
その磨耗によって噛み合わせが微妙にずれてしまう場合もあります。
また加齢変化によって顎の骨も少しずつ変化していきますので、長く快適に使用して頂くためにも定期的な検診は非常に重要になってまいります。
本日は10年前に当院で制作された患者様が久しぶりにご来院くださり、最近頬を噛んでしまうことがあるということで、微調整させていただきました。
過去に一度修理させて頂きましたが、10年経過した今も何の問題もなく快適にご使用くださっております。
入れ歯治療終了とともにスタートされたコーラスのご趣味も、80歳となられた今も変わらず楽しく通われているそうです。

10年前の完成した入れ歯の写真と、本日の入れ歯の状態の写真です。
大切にご使用くださっていることが伝わってまいります。

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2017年06月01日

マイクロスコープとCTスキャンを利用したインフォームドコンセントの重要性について

当院では患者様のお口の中で行う全ての処置をマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)にて行なっております。
そのマイクロスコープで私が見ている画像を、写真や動画にてダイジェストで撮影し、患者様のご理解を深めて頂いております。
最近では歯科関係者(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士)の患者様も増えてきており、より診療精度の向上に勤めております。
実際の見て頂く画像とともに、CTスキャン画像を併用することによって、よりわかりやすく、患者様にもイメージしやすくなります。
今回は歯の根の治療のご依頼でしたが、レントゲンでは根の病変がはっきりとわかりにくかった為、CTスキャンにて原因の根の特定と、病変の大きさを診断し、マイクロスコープを使用して、古い詰め物の除去、内部の感染物質の除去、その後の消毒をし、一連の模様を記録して説明させて頂きました。
従来のレントゲンと口頭の説明だけでは何をされているのか患者様は非常に理解に苦しむと思いますが、当院ではこうしてその方自身の実際の画像で治療の流れや歯の内部の状況を見て頂くことで、より深いご理解を頂いております。
1日5名限定、全てドクター対応、お一人貸切にてじっくり丁寧に治療させて頂いております。

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