2017年09月19日

咬合認定医コースに参加しました

患者様をお迎えするお花も新しいものに変わり、また新たな一週間が始まりました。
先週末は東京で咬合認定医コースに参加してきました。
3日間みっちりと実習と講義を受けてきましたので、非常に内容の濃い、実りの大きな3日間となりました。
「咬合」つまり一言で言えば噛み合わせのことですが、その歴史や審査診断の精密な行い方、そして相互実習を行うことによってより深い理解を得る事ができました。
「歯医者」と言いますと「歯を診る」というイメージがありますが、歯の虫歯や歯周病という病気だけではなく、現在では小児期の発育や、介護の現場でも重要な摂食嚥下やリハビリテーション、噛み合わせや顎の位置の不正に伴う顎関節症や、全身的なバランスの歪みに至るまで、幅広く包括的な歯科医療を考えていかなければいけない時代へと変化しています。
当院ではお一人お一人の患者様に十分なお時間を確保し、木を見て森を見ずではなく、森を見て、山を見て、総合的な治療計画立案を行なっております。

_DSC1516.jpg
IMG_5138.jpg
posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 13:56| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

審美修復治療における歯の色について

一般的にいう白い歯というものは、健康的な、清潔感のある、明るい口元、というようなイメージがあります。
ただ、この「歯の色」というものが非常に難しいものなのです。
天然の歯の色というものは、薄い貝殻のような透明感もあり、その中に何層もの複雑な色の構造があります。
光の当たり方や、光源、つまり太陽光や蛍光灯、白熱灯などによっても色の見え方が異なり、また歯の水分を含んでいる量によっても色が異なって見えてくるのです。
つまり十分に湿潤しているか、乾燥しているのかによって、色が異なります。
同じ歯だったとしても、目が覚めて起きたばかりの午前中は乾燥していて白っぽく見え、夕方以降の十分に歯に水分が取り込まれた後は色が濃く見えます。
そのような天然の歯の織りなす複雑な色の表現を、セラミックという人工物で近似させるということが、審美修復治療の目標となります。
複数本の治療の場合は全体的な調和を崩さないように綺麗に作っていけば良いのですが、全て天然歯の中で一本だけの修復となりますと、これは非常に難易度の高い治療となります。
今回の患者様は、転倒して歯を折ってしまわれた方で、左上の一本だけの審美修復治療の依頼でした。
マイクロスコープ下において歯を精密に形成し、それに合わせてセラミック担当歯科技工士もマイクロスコープ下において精密な被せ物を製作していきます。
当院では複数社のシェードガイドという歯の色見本と、大量の写真情報の共有により、できうる限りオリジナルの天然の歯の色を再現していきます。
また試し入れの際には、室内だけではなく、太陽光の下でも患者様にご確認頂いております。
完成時には「どこの歯を治療したかわからないですね、本物みたいでびっくりしました」とご満足頂くことができました。
これからも試行錯誤を重ね、より良い治療結果を目指していきたいと思います。

_DSC1633.jpg
0757.jpg
_DSC2113.jpg
_DSC1697.jpg
_DSC1667.jpg
_DSC2091.jpg

posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 19:26| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

オーダーメイド精密入れ歯の挑戦

当院が精密入れ歯治療に力を入れ始めたのがちょうど10年前、お一人貸切、全てドクター対応という当院の特徴を生かし、「オーダーメイド精密入れ歯」という診療スタイルに力を注いできました。
その方その方の細かなご要望に耳を傾け、お一人お一人の患者様の骨格や歯茎の特徴、噛み合わせなど精密に型取り、計測し、その患者様にとっての世界に一つだけの特別な精密入れ歯を作り上げることを最大の目標としております。
私自身も入れ歯専門技工士の森永さんも、あちこちの勉強会に参加し、日々入れ歯治療の研究と試行錯誤を繰り返し、1日1ミリでもレベルアップできるように、様々な取り組みに挑戦しています。
今回の患者様は歯周病によって高度に顎の骨が吸収してしまった方で、入れ歯の安定感や噛み合わせが悪いだけではなく、入れ歯になって大きく人相が変わってしまい、自然な自分の顔に戻りたい、というご要望で当院にお越しくださいました。
顎の骨の骨格計測や、噛み合わせの計測、特殊な材料を使用して歯茎だけではなく、口の中の空間全体の精密な型取りを行い、入れ歯専門技工士立会いのもと試し入れを重ね、その患者様のお口の中とご要望にぴったりとフィットする精密入れ歯を作り上げていきました。
かなり顎の骨の吸収が大きかったため、入れ歯の容積も非常に大きくなり、通常の2倍の分量の材料を使用して作り上げましたが、完成した日は非常にお喜びになっていただくことができました。
我々のレベルアップに伴って、来られる患者様の難易度も上がっているように感じますが、これからも最高の入れ歯製作を目指して、日々精進していきたいと思います。

顎の骨の骨格計測
_DSC6801.jpg
高度に吸収した下の歯茎
_DSC1055.jpg
頬や舌の筋肉の運動や口の中全体を再現した精密な型取り
_DSC0591.jpg
_DSC0592.jpg
_DSC0590.jpg
_DSC0904.jpg
試着用の入れ歯
_DSC0876.jpg
完成した精密入れ歯
_DSC1530.jpg
_DSC1533.jpg
posted by KINOSHITA DENTAL OFFICE at 19:25| 兵庫 ☁| 審美歯科 精密入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする